非業の死を遂げたアートの革命家ポロック
栄光と転落、そして彼を襲った心の闇とはー
大衆のためのヒーローを欲する1940年代アメリカで、画家という立場を超えて時代の寵児に祭り上げられた、抽象表現主義の代表格ジャクソン・ポロック。斬新なアクション・ペインティングで従来の絵画の常識を根底から覆し、感情のうねりを自由奔放にキャンバスにたたきつけた。「彼は偉大な画家か!?」ライフ誌にセンセーショナルな見出しで紹介されたポロックは、メディアと共に築いた虚像と実像のはざまに押しつぶされていく。
数々のインタビュー証言により赤裸々に暴かれるポロックの実像!
アメリカ初の大業画家にして、大業の犠牲になった初の画家でもあるポロック。彼の制作風景を記録した貴重な映像を交えながら、名声による重圧に苦しみ、酒に溺れ自滅の道をたどった悲劇的な運命に迫る。さらに、事故車両に同乗していた愛人をはじめ、妻、画家仲間らの証言が明らかにする彼の真実の姿と、悲痛な叫びに、死の真相を探る。